日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(11/18~11/23)

 

 

こんばんは、めめです!!!

 


昨日は日本シリーズにお邪魔してきました!巨人は出場していないんじゃ?と思った皆さん、すみません。その通りです。でも日本シリーズ行ってみたかったんですよ!!!これは推しているグループ以外のコンサートも機会があれば行って みたいという欲求と同じかと(相変わらずの元ジャニオタ的思考)。先行販売はことごとく外れましたが、一般販売でなんとかゲットしてもらえたので行けることに。本当に見ごたえのある試合でした。これについてはまた、まとめたいと思います。

 


さて今日は恒例の今週の読書記録(まだ2回目)。 今週も暇だったのでひたすらゴロゴロしながら読んでいました。今住んでいるところににある図書館は予約が20冊まで出来るので本当に便利です!前住んでいたところは10冊までだったので、この10冊の差は大きいですよね。
今週の読書記録はこちらです!

 


1。やっぱり食べに行こう  著者:原田マハ
原田マハさんの美味しいものに溢れたエッセイです。この本を読んでいると世界旅行に行った気分に。食に貪欲でフットワークが軽い人って本当に憧れます。 前回の記事にも書いたように1人で食事をするのが好きではなく、1人だと専らテイクアウトという名のスーパーやコンビニで購入するか、ファミレスやカフェなどのチェン飯を食べるかに。これが食べてみたいと思ったものに対して貪欲に動きたいなと常日頃から思いつつも食欲よりめんどくささが勝ってしまいます。特にコロナ禍でただでさえ少ない外食の機会がさらに減ってしまいました。外食の機会がある時はもっと楽しんでいきたいな。このエッセイを読んでから餃子とカレーが食べたくなっています。今週末にはどちらか食べられるといいな。

 

 

2.虹の岬の喫茶店  著者:森沢明夫
久しぶりにハートフルな小説を読みました。身近に無償の愛で包んでくれる人がいるのは大事なことですね。そして愛で包むことを忘れず過ごすのはもっと大切なことなのかもしれない、そう思わせてくれる小説でした。小説内に出てくる「 ハッピーのドキドキ」という言葉が印象的です。胸が高鳴るものを見つける、選ぶって簡単そうで意外に難しいですよね。私の好きなこんまりこと近藤麻理恵さんも断捨離では「ときめき」を大事されています。この「ときめき」をきちんと感じ、判断するには常日頃、感性を磨き、自分に素直になる練習をしなくてはいけないんですよね。私も胸が高鳴るもの、ことを選べるような練習をするぞ!

 


3.生命式  著書:村田紗耶香
カニバリズムとは違うし、もっと人間という生命の本質を記した小説なんですが、少し表現が苦手だと感じる人もいるような小説に思います。普段、生命体として自分の身体について考えることがないですが、生命体として「生きる」ことについて考えさせられる小説でした。生き方や生き様とは違う「生きる」ということ。そして価値観はいつでも覆るということも。突如といて覆させられることもあれば、覆ったことにさえ気がつかず、浸食されるようなスピードの時も。村田沙耶香さんの小説はコンビニ人間しか読んだことがなかったのですが、他の作品も読んでみたいと思います。

 

 

4.嚙みあわない会話と、ある過去について  著者:辻村深月
辻村深月さんの小説は何冊か読んだことがあるのですが、これはゾッとするような話でした。「いじめ」と定義されなくても身近な人に細い針でちくりちくりと傷つけられていることありますよね。もちろん相手の受け取り方次第では? と思うこともありますが、長年蓄積された無数の細い針が一束になって自分に降りかかってくるというのは不本意であり、恐怖です。仕返ししたくなる気持ちも分かるし、立場が逆転したときに仕返しする相手の性格も中々だなと思いますが。自分と深い関係にない周囲の人を無駄に巻き込んだり、ネタにするのは無意識にしてしまいがちですが、本当に気を付けなくてはいけないなと思いました。

 

 


5.正しい女たち  著者:千早茜
この小説に出てくる女性たちは自分たちの正しさで真っ直ぐ生きている。男性にはこういう女性の心情や仲間意識、誠実さ、年齢によって受ける偏見など非常に理解しがたいことかと思います。この世の中には性差があり、そして強い固定概念があります。女性だから生きづらいのではなく、その固定観念が強い人が近くにいるから生きづらいんですよね。そんな私もきっと女性、男性という性別に対する固定概念は強く、 身近にいる人によりその固定観念を強いいているのかなと思います 。
この小説の登場人物は皆まっすぐで、自分の正しさを揺るがす者には容赦ありません。それが世間的には間違いでも。それが痛快であり、寂しさであり、強さであり。読んでいて引き込まれる小説でした。

 

 

今週はこの5冊でした!
あとは読書というわけではないですが、ほぼ日手帳の公式ガイドブックを眺めたりしていました。また図書館で7冊ほど借りてきたのでじっくり読んでいきたいと思います。

 


では!!!