日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(12/8~12/14)

こんばんは、めめです!!!

 

この間、霞が関から赤坂見附までお散歩したらイチョウ並木がとてもきれいでした。休日で人も少なくいいお散歩になりましたが、あの辺は坂道が多くて体力消耗が凄まじいですね。ほとんど坂やん!!途中でドラマのロケ現場に遭遇し、都会だなあとしみじみ(永遠の田舎者)。お散歩ついでに日枝神社を参拝してきましたが、結婚式と七五三でなんだか場違い感が否めませんでした。でもきちんと参拝し、お守りも購入出来たのでよかったです。基本的に出不精ですが、人のいないところを自分のペースで歩けるのは結構好きです。

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さて、今週もやってまいりました読書記録。この1週間は生活の中心が本で、読書時間を確保するために生活を回していた気がします。ではいってみましょう!

 

 

 

1.カササギ殺人事件(下) 著者:アンソニー ホロヴィッツ

 

先週は上巻を紹介させていただきましたが、今週は下巻。海外小説の結末はどうしてほろ苦く、切ないのでしょうか。それとも日本の小説はハッピーエンドが多すぎるんでしょうか。

下巻は犯人が気になってページをめくるのもありましたが、このあとどうなるの?登場人物の心情は?という気持ちが強く、凄いスピードで読み進めました。今回、アンソニー ホロヴィッツの小説は初めて読んだのですが、他の小説も読んでみたくなり借りてきました。年末年始は久しぶりにミステリー漬けになりそうです。(ちなみに昨年は三国志漬け)

 

 

 

2.レンタルフレンド 著書:青木祐子

 

この小説は友達代行についてのお話です。主人公は友達代行という職業に誇りを持っていて、きちんと相手に向き合うので友達代行を批判するような話ではありません。最終章のお話は最後にスカッとするはずが、なんか登場人物が無駄に絡み合いすぎてスカッと仕切れず。もう少し明確か、はっきり相手を追い詰めて落とし前つけるところまでいって欲しかったなという印象です。あと主人公の過去も陰りがあったので、そこを詳しく掘り下げた話も読みたかったです。

友達代行は私自身利用したことがないので何とも言えないですが、必要があれば利用したりするのか・・・あんまり想像が出来ません。もちろん批判的な思いはないです。ただこの小説を読んでも、いつか友達代行を利用することはあるのかイメージがつかないんですよね。もしかしたら夫婦共々、友達が少ないからかしら(より深刻)。

 

 

 

3.結婚させる家 著者:桂望実

 

こちらは結婚相談所の話です。仮交際のときに1週間、両家で共同生活をしてみるという話だったのですが、自分が参加したらと考えると絶対無理!!!相手の両親にも気を使うし、自分の家族がご迷惑をおかけしたりしないか考えるのもしんどい。1週間で過剰なストレスがかかるくらいなら、本人同士で仮交際→交際に進んだ方が自己責任だし、気が楽だなと思います。こういうの読むと本当に結婚って面倒くさいなと思います(結婚したけど)。結婚って家同士でするもんなんですよね。全く別の環境で育った2家族が分かり合うというのは不可能なので、ある程度の距離を保ったほうがいいと思っています。そんなこと言っても無理なときは無理ですよね。毎回、婚活についての小説を読んでグチグチ言っている気がします。うだうだ言うくらいなら読むなって感じですが、読んじゃうんですよね(溜息)。

 

 

 

4.バニラな毎日 著者:賀十つばさ

 

パティシエと料理研究家、そしてカウンセリング中の人。この繋がりは面白いなと思いました。時間がある時にお菓子じゃなくても料理をすると集中できるし、達成感もあっていいですよね。カウンセリングの一環として料理するのって案外いいのかもと思いました。クッキングセラピー?料理セラピー?ってあるんでしょうか。もちろん、慌ただしい日常で作る料理には反する効力があるかと思いますが・・・。

小説に出てくるお菓子はキラキラしているというより、繊細で家庭的な印象を受けました。多分、私が甘いお菓子よりセラピーとしてのお菓子作りに注目してしまったからだと思います。それでも心が温かくなる小説でした。

 

 

 

5.あなたのいない記憶 著者:辻堂ゆめ

 

なぜかこの小説を読む前にブクログの「予想通りの結末だった」という感想をちらっと見てしまいました・・・。そのせいで読みながらも「こんな感じでしょ」と斜に構えて読むことに。でも思った結末と違い、いい意味で裏切られました!!そして心理や病気など色んな要素が含まれていたので良かったです。ミステリーというと誰かが殺されたり、恨みや妬みの感情が強く書かれることも多いですが、大きな愛に包まれたミステリーも素敵ですね。

辻堂ゆめさんの本は初めて読んだんですが、別シリーズもぜひ読んでみたいです。wikiで調べたらまさかの同世代!!同世代っていうだけで親近感と尊敬の念が強くなるのって私だけでしょうか。この小説で新しいミステリーの形を教えてもらったような気がします。

 

 

今週は5冊です!!今回はスターを送って下さった方のブログで気になった小説をいくつか借りてみました。まだ読んだことない著者の小説も多く、新しい世界を知れて感謝です。

 

 

では!!!