こんばんは、めめです!!!
今日、リミットが外れて過食してしまいました(懺悔)。いくら食べても満たされないし、お腹がいっぱいと言うよりは脂質で気持ち悪くなるといった感じです。満たされないのなら余分に詰め込むなんて馬鹿らしい。食べ過ぎた日はあるけど過食の日は久しぶりなので落ち込み気味です。
食べたことを責めずにもう少し食を大切にしたいと思います。
さて暗い気持ちを引きずっていますが、本は読んでいます!別世界に誘ってくれてありがとう、本たち。
では、いってみましょう。
1.エコノミカル・パレス 著者:角田光代
「働く」けど何かでっかいことしたい、そんな若者と段々呼べないような人達と現実を生き延びる主人公の話。私はスーパー現実主義なので、「でかいこと」みたいに漠然とした思いだけを夢を見ることは出来ません。そんな漠然とした夢を追っかけている人をうらやんだり、憧れたりすることもないので、周りにもそういう人はいないんですよね。現代にもそういう人はいるのかよく分からないけど、いつ読んでも別世界の話って感じです。
まあ、私は面白みがなくても現実を淡々と生きて安定している方がいいなと思います。
2.さくらえび 著者:さくらももこ
久しぶりに見つけたので購入して読んでみました!エッセイの面白さを教えてくれたのはさくらももこさんだと言っても過言じゃありません。漫画家の裏側や旅行、家族。他人の生活を垣間見える楽しさとドキドキを知りました(言い方)。エッセイだけでなく、ブログが発展してからは好みのブログを見つけて読んだりしたな・・・。
自分の生活を素敵な言葉で表現出来る凄さをこのエッセイで再確認しました。そして今更ながら息子さんとあんまり年変わらないのではと気がつくという。
3.その女アレックス 著者:ピエール・ルメトール
久しぶりのミステリー!まさかそっちが本題だとは!!という展開にページをめくる手が止まらない。いつも警察が正しいとは限らない。そういう展開にドキドキとわくわくが止まりませんでした。犯人は非常に悲しき知能犯。これ以上書くとネタバレになりそうなので控えますが、ミステリーの新しい展開が読んでいて楽しかったです。
犯人を当てることを楽しみにしている人はあまりハマらないかもしれませんが、犯人の過去や知能性が好きな人には面白く感じると思います。
4.ロックンロールミシン
映画化もされている有名な小説なんですよね。今回初めて読みましたが、刊行から結構経っているにもかかわらず、今の若者もこの小説の主人公のように落ちて、立ち止まって、悩むんじゃないかなと思いました。メンタルを鍛えるとか、ストレスコーピングとか沢山言われているけど、実際は自分がその環境に合うかどうかであって、運が悪く合わないと落ちていくのかなと最近思います。職業柄、こんなことは職場では口が裂けても言えませんが、ダメになるときはダメになりますからね。
でも少し休んで別の道を進んでいけるんならいいと思います。まあ、もうちょっと頑張りなよと言いたくなるときもありますけどね!!(正直)
5.エミリの小さな包丁 著者:森沢明夫
表紙をみたとき、不登校になった少女(小学生くらい)が田舎のおばあちゃんの家で暮らして回復していくみたいな話かと思ったら、主人公はまさかの20代!!私が好きではないタイプの主人公で読んでいて、イラッとすることもありましたが、自分に満足である大切さは納得出来ました。人と比べても一生不満足なので、自分に満足出来るように生きたいですよね。そこに到達するまでにまだまだ時間がかかりそうですが。
あとやっぱり将来は海辺(太平洋)で暮らしたいな。潮風と波を感じたい。
今週は5冊です。
今回はシリーズものではなく雑食。でも弱っている主人公という点では共通しているものが多かったですね。私も最近弱っていますが、弱り方も人それぞれなんだよなと思いました。あと逃げられる場所と戻ってくる場所があるのは大切なように感じました。きっとそういう場所が私にはまだあるから、一時的だったり、弱っても落ちきらないように思います。
では!!!