こんばんは、めめです!!!
最近ジムを移籍しました。これでジムは5か所目です。引っ越しのたびに泣く泣く退会して、入会し直してというのを繰り返していたらいつの間にか・・・。でもそのおかげで自分にあうジムというのが分かってきた気がします。とりあえず週4日はジムでウォーキングをして、汗をかいています(スエット着ている影響もある)。
さて、今週も読書記録です。先週は移動中や空いた時間が結構あったので色々読めたように思います。では、いってみましょう!!!
1.すべてがFになる 著者:森博嗣
有名なミステリー小説でドラマ化もしていましたが、読むのは初めてでした。ドラマ化していたのは知っていたので、脳内で主人公を武井咲、犀川教授を綾野剛に変換でき、二重に楽しめました。
数学的な要素があり、理解しきれないところもありますが、トリックや背景などがきちんと描かれていてとても面白かったです。最後まで「やられた・・・」という感覚が読んでいて楽しかったです。
2.シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々 著者:ジェレミーマーサー
小説かと思っていたらエッセイだったとは!オーナーのすべての人を受け入れる愛の大きさや1万冊以上の本に囲まれて過ごす日々、お茶会や朗読会での交流はとても素敵だなと感じました。夢を追ってやって来る人が多いパリだからこそ実現するのかもしれません。
ただ、私はどんな時も衛生面を第一優先するので、絶対ここでは生活できないし、想像しただけでも鳥肌がたつことが何度もありました・・・。何日もお風呂に入らないとか無理すぎる。でも現在のお店の様子をインスタで見ると書かれた当時とは正反対なくらいピカピカ!もしパリに行く機会があったら観光してみたいです。
3.屍人荘の殺人 著者:今村昌弘
ミステリー×SFという新しいジャンルのように思います。ゾンビと殺人事件が同時に描かれるって見たことなかったので驚きました。この2要素が同時進行する必要があったのかは良くわかりませんでした(トリック的には必要)。このあとにも何冊かシリーズとして続いているようなので、読めばゾンビのほうはもう少し意味を見出せるのかな?あと、こちらは3年前に映画化しているようです。映画はアマプラで見れるみたいなので気が向けば見たいと思います。
4.いつか記憶からこぼれ落ちるとしても 著者:江國香織
先日、片道1時間ほど電車に乗る機会があったので移動時間のおともに持参しました。まだ読んだことない江國香織作品です。とある中高一貫校の同じクラスに通う女子生徒の短編集です。小説内に駅名や電車内での様子が出てくるので、状況が似ていたからかすごく物語に入りやすかったです。私も記憶からすでにこぼれ落ちてしまった多感な時期の何気ない日常や感情、相手との関係性。最近の小説は多感な時期を描くとなるとSNSやヒエラルキー、スクールカーストなど暗くて醜い箇所にスポットをあてがちだけど、この時期だからこそ何気ない日常や行動ほど懐かしく、愛おしいものはないのでは?と思っています。少し痛い感じも良き。
5.ホワイトラビット 著者:伊坂幸太郎
久しぶりに伊坂幸太郎さんの小説を読みました。なぜか伊坂幸太郎さんの作品は私には難しく、ゴールデンスランバーは小説も読んだし、映画も見たのに記憶からすり抜けてしまうという。大丈夫かなと思いつつ手に取ったこの小説の感想は・・・とっても面白かった!!!語り口調が軽く、テンポがいいのに加えて、「そういうことだったの?!」という種明かし要素が多く、ページをめくる手が止まりませんでした。気が付いたら数時間で読破。恐るべし・・・。読書耐性もついたのでもう一度、伊坂幸太郎さんの作品に再挑戦してもよい時期なのかもしれません。
今週は5作品でした。
テレビやドラマは鑑賞しながら、つい他のこともやってしまうのですが、読書だけは他のことを同時にできないので、せっかちな私にとっては大切な時間なのかもしれません。
では!!!