日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(6/22~6/28)

こんにちは、めめです!!!


最近、急激な暑さのせいで室内の温度調整が出来ず、不眠気味です。冷房が得意じゃないので、心地良い感じが保てないんですよね。この寒暖差になれるまでもう少しかかりそうです。

でも冷房ガンガンの部屋で毛布に包まれながらの読書って最高じゃないですか?!
そんな読書の最適空間を常に探している私の読書記録でございます。では今週もいってみましょう!!


1.美しき愚かものたちのタブロー 著者:原田マハ

この小説は実話も元に作られていて、名画や美術館設立にここまで命をかけた日本人がいたのかという驚きと美術への興味を駆り立ててくれます。名画の印象や見方も知ることが出来るので、名画を見ても「へぇ」しか出てこないド素人の私でも美術館に行きたくなります。これこそ他の小説にはない、原田マハさんならではの視点ですよね。小説に出てくる名画は盗まれるものと認識していましたが(単純)、原田マハさんの小説に出会ってからは印象がガラリと変わりました。


2.デットエンドの思い出 著者:よしもとばなな

どこか切なく、でも悲しくなりすぎない。人間の弱いところと柔らかいところが詰まった短編集です。どんな縁も永遠ではなくて突然切れたり、また繋がったり、他の縁と繋がったり。人生って出会いよりも別れの方が印象に残るのでしょうか。でも多くの話が食べ物も関係していて、人の縁と食って切り離せないのかなと思ったりしました。


3.宇宙のカケラ 著者:佐治晴夫

珍しく自己啓発?本。この類はあまり好きではなかったのに、急に読みたい衝動に駆られたんです。この本は宇宙と般若心経を組み合わせた本でした。般若心経も宇宙も結局よく分からなかったけど、「ものごとへの執着は、不必要だということに気が付くこと。それが諦めること。」「過去の評価は未来の評価で決まる」という話に納得。過去を悔やまないための今。未来を作ることにこだわるのではなく、今を見つめるというのは大事なのかもしれません。


4.終戦のローレライ1 著者:福井晴敏

戦争関連の話が読めるようになったことは私の大きな進歩です。好き好んでは読まないけど、知らなくてはいけない時代があって、事実であってもなくても、その時代があったということを小説で体験出来るのは大事だと最近思います。この小説は4冊で完結みたいなので、時間をかけて読もうかなと思っています。まだ1冊目だと感想は書けそうにないので、読了したら書こうかと思っています。


5.食堂のおばちゃん6・7・8 著者:山口恵以子

まだ完結していなくて、来月には12冊目が発売される予定のこのシリーズ。とても読みやすいし、極端に登場人物が増えないのもいいですね。舞台はついに令和へ突入し、主要メンバーが減ったりと悲しい出来事もありましたが、ここでも人の縁と食の繋がりを感じます。どの話もとても店舗がいいので、1日1冊ペースで読めるのもいいところ。こういう小説を読むと「行きつけ」に憧れます(陰キャの願望)。


今週は5シリーズ7冊でした。
ひとりごとにも近況を書いていますが、暇になっているのと自分の殻に閉じこもっているので読書が捗る捗る。でも、そろそろ新しい勉強も始めようかな。


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では!!!