日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(6/29~7/5)

こんばんは、めめです!!!

気がついたら前回の投稿から早1週間、7月初めての投稿になります。お久しぶりです。
最近は面接を受けたり、本を読んだりと忙しくしておりました。今週いっぱいはバタバタですが、来週からはのんびり過ごしたいなと思っています(一生ごろごろしたい)。

ではさっさと今週の読書記録にいってみましょう!

1.明日の記憶 著者:萩原浩

この小説は「若年性アルツハイマー」を題材にしています。主人公の短期記憶が衰えていく苦労や葛藤、生き方に焦点が当てられているので、お涙頂戴って感じじゃないのが良かったです。もしかしたら私の涙が枯渇しているだけかもしれませんが・・・。
そう遠くない未来に自分の周りでも認知症を患う人が出てくる可能性が高く、私だっていつどうなるのかなんて分かりません。そんなとき、どれくらいの距離感を保っていくべきなのか、自分はどうやって一生を終えたいのか。答えはすぐに出ないけどやっぱり考えてしまいます。

2.覚悟の磨き方 著者:池田貴将

最近読んでいる自己啓発の類い!吉田松陰超訳としてまとめられています。「思い込みを疑え」「体験するまでは虚像」という言葉にはぐさりと刺さるモノがありました。私はちらっと見た情報を自分の知識かのように知ったかしてしまうところがあるので、この2つの言葉は心にとどめておかないといけないなと自己反省。あとは「嫌な人は鏡」もその通り。相手のせいにせず、自分を常に顧みるって大事でよね(遠い目)。

3.姑獲鳥の夏 上 著者:京極夏彦

久しぶりにミステリーですが、記憶のコントロールや虚像、目に見えるもの。文章だけでのその難しさを読み取るのには苦労しました。上巻は読めば読むほど自分の脳内が混乱してしまい、事件の概要がなんとなく理解して終了。ただ、これも分かったつもりで事件の概要なんて触れた程度なのではと不安も残ります。下巻はただいま図書館で予約中なので、早く読みたい気持ちと今読んでも結局理解仕切れないまま終わるのではという気持ちで揺れています。

4.終戦のローレライ2・3 著者:福井晴敏

文庫本は4シリーズに分かれている、この小説。ついに3冊目を読み終わりました!3冊目はとてもいいところで終わりました。正義や忠誠心、愛国心、様々な思いの中でも「自分で考えて動く」というのは難しいことですよね。だからこそ自分で動ける人にいつの時代も憧れ、ついていきたくなるのかもしれません。この小説の土台は「戦争」ですが、その中でも人としてどのように生きて、どのように死ぬのか。登場人物達の生き様に徐々に心打たれ、引き込まれています。昨日から最終巻を読み始めたのですが、手に汗握る展開にページをめくる手がとまりません。


今週は4シリーズ5冊でした。
2番目に紹介した「覚悟の磨き方」に行き詰まったときは本を読むか仲間と会うとも記載されていて、本当にその通りだなと最近体感しています。まだまだくすぶっている方が多い人生ですが、本を読むと自分の世界の均衡を保てるようになる感覚があります(分かりにくい)。
最近は読書ばっかりしているので、そろそろ他のことも見つけたいとは思っているのですが・・・こちらは時間がかかりそうです。


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では!!!