こんにちは、めめです!!!
最近、出張やら都民割やらでやたらホテルステイが多いです。基本引きこもりですが、たまには出掛けるのもいいですね。外出が多いと移動時間に本が読めるので最高です。ただ飽き性の集中力皆無なので、新幹線の移動時には本を2冊くらい持っていった方がいいのかもと試行錯誤中です。
そんな移動中に読んだ本たちの読書記録です。では、今週もはりきっていってみましょう!!
1.本性 著者:伊岡瞬
小説を読み進めていくうちに点と点が繋がり、全て繋がったときに納得。悪とはなにかと考えさせられますし、犯人が全てを成し遂げ、証拠はあるのに捕まらないどきどきもたまりません。復讐劇ですが、復讐なんて無意味なことはやめろ!といった昼ドラのような展開にはならないところも好きでした。
2.ブラッディファミリー 著者:深野秋生
またシリーズ途中から読み始めるという、私あるあるです。でもシリーズ途中から読み始めても話に置いていかれることはありません。警察の中の警察のお話。警察の悪代官たちを成敗するのですが、若干飽きる。多分、私自身が警察内の隠語や部署、役割に興味がないのとすでに「警察の悪」という悪の正体が分かっているからだと思います。ただ、最後の勝利を掴むとスカッとします。
3.愛がなんだ 著者:角田光代
映画も話題になったこの小説。今まで読んできた角田作品とはひと味違う、モラトリアム期延長のような登場人物達が繰り広げる恋愛模様。誰かを利用してまでもそばにいたいほど大好きな人。でも手に入らないし、自分からも切れないもどかしさ。こういうズブズブの恋愛模様は映画で見るより読む方がいいなと思っています。この恋愛模様は好き嫌いが分かれそうだけど、映画が流行ったこと思うと好きな人が多いのかも?
4.早朝始発の殺風景 著者:青崎有吾
ちょっとした謎解きも入っている青春ストーリー。特に「メロンソーダ。ファクトリー」のような仲がいいからこそ打ち明けられないという悩みは学生じゃない身としても共感出来ました。身近だからこそ気を使われたくないし、黙っておきたいということありますよね。ちょっとした短編集のようで、文量も多くないので非常に読みやすかったです。
5.いつかの人質 著者:芦沢央
ホテル滞在中に暇だったので一気読み。集中力皆無な私が一気に読めるくらいのめり込める作品です。話の結末に意外性はあまりありませんでしたが、登場人物のサイコっぽさが好きで、どういうサイコな思考回路なのか気になって読み進めてしまったように思います。これは新しいモラハラなのかなとか思いながら?なんて思いながらも読んでいました。
以上、今週は5冊でした。
新幹線とかホテルステイ中は特にやることがないので、集中しやすいミステリーがあっているのかなとこの記事を記しながら思いました。まだまだ出張は続きそうなので、持ち物の最優先事項はなんの本を持っていくかになりそうです。移動におすすめの小説特集とかないのかしら。
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では!!!