こんにちは、めめです!!!
体力をつけようと思い、休む間もなく動き続けるようにしています(只今4日目)。何でしょっちゅう体力体力と言っているかというと外出して帰宅すると動けなくなるくらい体力がゴミだからです。だからこそ読書を楽しめているのかもしれませんが。
さて、今週の読書記録になります!
今週は移動時間が長かったのでずっと本を読んでいた気がします。移動中に電池も電波も気にせず出来るのが読書。難点は鞄の場所をとるのと重くなることですかね。では、いってみましょう!!!
1.1Q84 BOOK3 著者:村上春樹
ついにラストです。天吾と青豆は出会えるのか。徐々にリトルピープルとか関係なく、二人の運命が交わることに気持ちが向いてしまいます。例え、元の世界に戻る(?)ことが出来なくても、2人が安全に過ごせる世界に到達するといいなと思います。途中で皮肉として「一位になっているのは『食べたいものを食べたいだけ食べて痩せる』というダイエット本だった。素晴らしいタイトルだ。中身がまったくの白紙でも売れるかもしれない。」という文章があって本編にあまり関係ない一文だけれどくすっと笑えると同時にそんな類の本は山ほどあるよなと複雑な気持ちにもなりました。青豆みたいに自分に向かい合い、必要な生活を送るのこそ丁寧な生活だよな~と思ったりします。
2.色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 著者:村上春樹
自分には個性がないと悩む「つくる」はどんどん友人がいなくなる。
自分が思う自分と周りから見た自分に乖離がありすぎるのは人生に混乱を招くのですね。自分を的確に把握するってとても難しいけれど、出来れば人生が過ごしやすくなるのかもしれません。この小説は完結しない謎も多く、読み終わってからも考察に頭を抱えます。
3.死にがいを求めて生きるの 著者:朝井リョウ
螺旋プロジェクトの中の1冊です。螺旋プロジェクトはプロジェクトを一気に通して読んだこともあるし、忘れたり気にいったりして、プロジェクトの中の数冊を読み直したこともあります。この小説も再読になりますが、思っていた話と違った・・!!!
朝井リョウの書く小説を読むとそういうヤツいるよな~ってなりますが、歳を重ねるたびに自分はそういうヤツではないとどうして言い切れる?自分もそうなのではないか?という不安な気持ちが強くなります。怖い。(そして思っていた話は誰の話なんだ)
4.リガの犬たち 著者:ヘニング・マンケル
ヴァランダーシリーズ第二弾。
今回は国を跨った大事件。ヴァランダーは事件解決に向け、大きなミスをすることも多々あるけれど、逃げずに向き合う根性があるので結構好きです。自国のこともそうだし、他国の歴史や情勢についてもほとんど知識がありません。それについては探求心も興味もないのでしょうがないですが、知識がないのだからこそ批判も受容もしたらダメなのかなと思います。小説を読むだけで知識を十分に得ることは出来ませんが、知らない世界、情勢、思想があることは知れるのはいいなと、この小説を読んで改めて思いました。
今週は4シリーズ、5冊になります。
何かに没頭して忙しい人が凄く好きなんですよね。実際の世界では交友関係が乏しいので、そういう人に出会う機会はあまりないですが、小説を読むとそういう登場人物は沢山いるのですぐに憧れてしまいます(単純)。
では!!!