こんにちは、めめです!!!
暑さだけが夏の終わりを感じさせてくれない日々が続いています。早く30℃を下回ってくれ、、、!!暑いと歩ける距離も歩きたくなくなります。言い訳かもしれませんが。
さて、読書記録になります!
今週は暇だったので隙間時間を見つけてはひたすら本を読んでいました。ゲームだと始めるまで起動時間があったり、やめるにもセーブしたりと時間がかかるのですが、読書って思いついたタイミングで出来るのでありがたいです。では、いってみましょう!!
1.灯台からの響き 著者:宮本輝
妻を亡くし、気がつけば2年も自宅に引きこもっていた主人公。ある日、未読の本から妻宛のはがきを久しぶりに見つけてお話が展開していきます。主人公の素直さや本好きなところ、亡き妻の芯の通った性格がとても好きでした。お話の核にもなる「灯台」の魅力はよく分からなかったけれど、飲食店を営む上での基盤、精神は頷けるものがあり、私も意識しなくてはと思わされました。
2.カケラ 著者:湊かなえ
ルッキズム、自分の中の正義、価値観の違い。それらが引き起こす一つの死。美味しい手作りドーナツは人を殺すのか?現代の「美」への苦しさが詰め込まれた1冊。きっとこの渦中にいる人は読んでも響かないかもしれません。響かないからこそ誰も救われない感じがとても苦しかったです。
3.カミサマはそういない 著者:深緑野分
様々な時代背景で描かれる絶望。いい話で終わりません。どの話も目をつぶりたくなるような絶望という強さは感じませんでした。もしかしたら私自身、どんでん返しがあるような絶望を求めていたのかもしれません。最後の「新しい音楽、海賊ラジオ」は少し希望があるような内容でした。主人公の睡眠時間が長くなっているという指摘が物語中にあったのですが、最終的にどうなるのかとても気になりました。
以上、今週は3冊になります。
最近、髪の毛が伸びたのでドライヤーも時間がかかります。そんな時は本を読みながらかYouTubeを見ながらやるようにしています。ダイソーのブックスタンド(?)が便利でとてもお気に入りです。200円でしたがとても良い買い物でした。
では!!!