こんにちは、めめです!!!
一週間を総括して書き記したいところですが、なんか凄く嫌なことがあってそれに心が引きずられている感じです。自分も含めてですが人間という存在がどんどん鬱陶しくなるというか、一定の距離をきちんと保ちたい存在だなと感じています。本当に。
さて、読書記録になります!
久しぶりにビジネス本と呼ばれるやつを読んだり(ここには感想を記していません)、積読している本を途中まで読んで、もう一度本棚にしまったり、図書館で本を借りて読んだり。とりあえず読了した本の感想を記したいと思います。では、いってみましょう!!!
1.透明な夜の香り 著者:千早茜
匂いが鍵となる物語。主人公とキーパーソンの調香師はお互いに暗い過去を抱えています。その過去を「匂い」で深く切り込んでいきます。匂いと記憶はリンクしがちですが、決して意識しないような匂いも記憶に刻まれ、その匂いを嗅ぐといとも簡単に過去に引き戻される。暗く重くしっとりした中にも所々光がさす瞬間がとても素敵なお話です。
2.オーラの発表会 著者:綿矢リサ
主人公は大学進学を機に両親から一人暮らしするように言い渡されます。一人暮らしをすることで主人公の個性がより強固なものに。そんな主人公の友達は人を分析しコピーする天才。どちらも個性的で嫌煙されやすそうですが、どこか嫌いになれないキャラクターとして描かれています。また一人でも楽しいけれど、みんなといるのも楽しい日常が羨ましくもあります。最後にオーラってここで出てくるのか!!という展開に思わず笑ってしまいました。
以上、今週は2冊になります。
1人でも楽しいけれど、人といるのも楽しい。そんなことを思い出させてくれた「オーラの発表会」は大好きな一冊になりました。仕事だって、家庭だって別に一人でもいいんですよ。でも人といるのも楽しいんですよね。人間関係というか人の軽い悪意の部分(よく言う、悪気はなかったんだよね~的箇所)に触れる機会が多かったので「人間嫌い」という思いが強くなっていましたが、結局どんな人も程よい距離感と素直さ、親切心が大切だなと思います。他人の悪口なんて心の中でとどめておけ!!ここぞという時に大きくでればいい!!
では!!!