日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(3/5~3/11)


こんにちは、めめです!!!

何もかもうまくいかないし、発狂しそうな(した)日々を送っていましたが、これを打っている今、徐々に落ち着きを取り戻しています。様々な事象が重なり、そういう時に限って外野にもやあやあ言われる。人生残念ながら長いので、こういう時があって当然なのかもしれませんが、やはり自分に害のあるものは極力排除していなかないとですね(他責思考)。

さて、読書記録になります!
嫌なことがあっても本や映画、ドラマの中に自分とは違う世界が広がっているのはいいですよね。しかもそれがフィクションというのがいいです!ノンフィクションだと自分と比べてしまいますが、フィクションだとありそうでない現実が心の拠り所になることもあります。では、いってみましょう!!!


1.愛なき世界(上)(下) 著者:三浦しをん

大学院で植物の研究をする女性に恋した洋食屋の見習いシェフ。果たして恋は実るのか。「愛なき世界」という題名からは想像出来ないほど多様な「愛」が広がっており、人と人だけでなく、学問や友情など身近な愛に気づかせてくれる一冊です。また登場人物の多くが研究職に属しており、研究とは?という難しい場面も多かったですが、こういうことを職にして、情熱を注いでいる人達がいるということを知れたワクワクがありました。


2. 好きになってしまいました。 著者:三浦しをん

大好きな三浦しをんのエッセイ。相変わらず面白い。編集後記に著者自身のことを「いつも怒っている」といったように表現していましたが、そんなことはなく、いつも愉快で周囲のとげみたいなものを取り除いてくれる柔らかさがあるように感じます。そしてなんといっても本好きなところがいいですよね。小説家なんだからそうだろう!と思いがちですが、物語が単純に好き、本に囲まれて過ごしている、囲まれているのが好きという人は案外多くないように思います。(多分自分の本に対する好みの問題だと思いますが)


3.燕は戻ってこない 著者:桐野夏生

貧困で悩む女性が「代理母」の依頼を受けることに。学生時代、大好きな倫理の授業でも考えたことがあるこの話題。年齢を重ね、自分の立場も変わってどのように感じるか、読むのがしんどいのではないかと思ったけれどそうでもなく、一つの物語・社会問題として楽しむことが出来ました。結末はそうなるのかという意外性と続編を色んな視点から読んでみたいなと思います。倫理的に問題となる代理母。でもそのうち現実になるのかな、やっぱりビジネスライクになるのは違うのかなと色々考えもしました。


以上、今週は3シリーズ4冊になります。
今週は少し遠出するので何を持っていこうかな、こういうシチュエーションだからなー・・・など考えるだけでワクワクします。本は基本的に読めればいいのですが、シチュエーションと本の中身が合致し、その世界に一気にのめり込めれば歓喜です。


では!!!