こんにちは、めめです!!!
不眠期を乗り越え絶好調です。突然眠い日がやってきてウトウト過ごしたら落ち着きました!意味わからないけれどよくやった自分の身体!!
さて、今週の読書記録になります!
ウトウト(という名のダラダラ)していた日に読書が進んだのもありますし、今週チョイスした本はどれも読みやすかったというのもあります。読みやすいのって大事ですよね。読みにくいと物語が頭に入ってくるまでに時間がかかるし根気がいります。その苦行を乗り越えた先に面白さがあると最高ですが、自分好みではなく乗り越えられなかったときの絶望感は計り知れません。では、いってみましょう!!!
1.ぎょらん 著者:町田そのこ
死者の口に「ぎょらん」という珠が残り、その珠を嚙み潰せば死者の最後の思いを知ることが出来ると言われている。都市伝説とも言えぬ「ぎょらん」を見た者、実際に嚙み潰ぶして死者の重い思いを背負うことになった者、色んな人物が出てきます。残された者は死んでいった者にどのような思いを馳せ、受け継ぐのか。そして死者はどのような思いで亡くなるのか。この物語を読んで「死という別れ」についての登場人物を通して色々知れたように思います。
2.二係捜査 独白 著者:本城雅人
死刑判決を受けた被疑者がとある日を境に刑事と話したいと切望する。その内容は他の犯罪についてだった。どうしてこのタイミングで告白するのか、告白内容は本当なのか、意図は。この謎に加え、二係捜査と週刊誌という組み合わせも非常に良かったです。私的には週刊誌は娯楽、曝露、情報真偽の曖昧さといった認識だったのですが、週刊誌の記者はどういう思いで取材するのかなど、本当かは分かりませんがなんとなく知れたのも良かったです。
3.スーツケースの半分は 著者:近藤史恵
フリマで出会った青いスーツケースが色んな人の旅路を支え、「本来の自分」へ導いてくれる。登場人物たちは環境や他人の言葉、こうであるはずの自分に縛られ、どこかにある「本来の自分」を求めます。私はこうであるという思いとこんなはずじゃないのにという交差する思いにはとても共感しました。今いるところは息苦しい、じゃあどこかに拠点を移すことが出来れば本来の自分になれるのか。なんだか自分のことを言われているような気もするお話でした。
以上、今週は3冊になります。
自分の心のどこかにあるくすぶった気持ち、この世界をリタイアしたい気持ちを受け止め、でも見透かしているような話ばかりを偶然なのか必然なのか手に取っていました。どうして現状に満足出来ないのか、現状に違和感ばかり感じるのか。それを探し求めるのも人生の一部なのかもしりません。物語や経験を通して、現状を受け止め、納得できるようになるといいなと思っています。
では!!!!