こんにちは、めめです！！！
イラつきで始まりイラつきで終わった1週間。むしろイラついてこの状況に笑えるくらい愉快さもあった気がします。そんな中、なんとなく今の心情を落ち着かせてくれる本を選べたのは自分でも幸運だったと思います。この状況を正当化したり、慰めてくれる言葉が書かれている本の必要性は全くなく、ただ話の中で誰かが頑張っているだけで落ち着くし、自分にもやるべきことがあると思えるんですよね。
そんな今週の読書記録です！
今週は自分の時間もそれなりにあったので、よく読めた方だと思います。では、いってみましょう！！！
1.私小説 編集：金原ひとみ
「第一線の表現者たちによるむき出しの物語」ということでアンソロジーです。特に金原ひとみの「ウィーウァームス」を読みたくて手に取りました。社会問題に問題意識を持たないことはダメなのか。浮気することは自分の思う生き方を突き通していて、自由になれないことの中の最大限の自由なのか。金原ひとみの小説を読むと主人公を通して、怒りや混沌を強く感じられる部分と何にも問題意識を持たず、常識とは何かも本当は十分に理解していないただ生きている自分の幼稚さ未熟さを突き付けられる部分があります。この刺激が強くて心地よい時とぐさぐさ刺さるときとあって読むのが辞められないんですよね。金原ひとみ以外だと尾崎世界観の「電気の川」が好きでした。
2.赤と青のガウン 著者：彬子女王
再読です。今週、本棚からふと手に取ったのがこの一冊でした。彬子女王が留学中に色んな人と出会い、その中でも感謝も持ちながら、一人の人として交流を深めていく姿。勉学に一学生として一生懸命邁進する姿はいつ読んでも勇気と元気をもらえます。たまに出てくる護衛とのエピソードなどは皇室の生活を少し覗き見でき、かつクスッと出来ます。やっぱり何かに一生懸命に取り組んでいる人の話はフィクションだろうがノンフィクションだろうが好きです。どこかで頑張っている人がいて自分も少し頑張っていることが少しでも肯定される気がします。
以上、今週は2冊になります。
久しぶりに「赤と青のガウン」を読んで、やっぱりエッセイもいいなと思い、積読していた「読書の日記」第二弾を読み始めました。なんとなく第一弾より読みやすい気がします。誰かの思考とか生活が垣間見えるのが好きです。だからブログとかつい読んじゃう。あんまりvlogは見ないけれど。
では！！！！