日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(7/23~7/29)


こんにちは、めめです!!!

7月も終わりに近づき、毎日暑い、だるい、うざいみたいな負の感情が渦巻く中でふとした時に嬉しい、楽しい、幸せの感情が現れるともう少し頑張れるかもと思ってしまいます。生きていることにうんざりして、もう全部辞めたいと思うのに、まだ好きなことが残っているからなのか、正の感情が顔を出します。その好きなことが読書なので、本がある限りなんとか乗り切れるのかもしれません。


さて今週の読書記録です!
本を読んでいると心も安定するし、のめり込めるのに横やりが入って心を惑わされると全く集中出来なくなるんですよね。心の安定のための読書なのに・・・。では、いってみましょう!!!


1.これからの本屋読本  著者:内沼晋太郎

「本屋」と「書店」の違いや定義、本屋を始めるそして継続する上で大切なことなど「本屋」の大切なことが書かれた一冊です。デジタル化が進む中で本屋は利益を出せるのか。その状況下で本屋を始めるための大切なモチベーションはどんな仕事にも通ずるところがありました。今まで「本を売る」ということを考えたことはありませんでしたが、SNSで「エア本屋」などもっと本に携わってみたいというワクワクが芽生えました。


2.街とその不確かな壁(上) 著者:村上春樹

高校生の時に愛した彼女。彼女は主人公に本当は自分は壁の中にいて、自分は影であると告白する。本体と切り離された影は短命で、彼女は突如と姿を消す。彼女を忘れられない主人公は彼女を求め長い月日を過ごす。影という身近な存在の切り離し、壁の中の生活。どれもが現実離れしているようで、可能性を否定できない設定です。村上春樹のなさそうで、ありそうで、ない設定がとても好きです。またこの設定の中で物語が粛々とでも確実進んでいく感じものめり込めるポイントです。


以上、今週は2冊になります。
「街とその不確かな壁」の舞台が書館なので、どちらも「本」に関係した本でした。小説に出てくる登場人物たちが物語中で読む本にも興味を惹かれます。この人はどのような本を読むのだろうか、読んでみたいなと思うことも良くあります。本の中で本が繋がっていくのもいいものですね。


では!!!!