日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(10/15~10/21)


こんにちは、めめです!!!

やっと忙しい時期を抜けたーーー!!(多分)
後処理も終了し、やっと落ち着けると思っています。忙しさを抜けたのに週3日でバイトを入れている馬鹿野郎なので、暇になったわけではありませんが、自分のためだけに動くことが出来るようになった喜びは大きいです。自由LOVE。

さて、今週の読書記録です!
忙しいと読書がはかどるのはなんででしょうか?秋だから?今はどっぷりミステリー期が来ています。ミステリーって予想外の展開や意外性を楽しめる他に、人間の嫌な部分、卑しい部分も楽しめるのがいいんですよね。では、いってみましょう!!!


1.仮面 著者:伊岡瞬

行方不明の女性を捜索しているとLDで有名な評論家に行きついた。果たしてその関係は。人間の真の姿とはいったい。自分を偽り、世間が求めている姿になるというのは小説のように広大ではなくてもよくある話なのだと思います。特にSNSが発展してからはその傾向は強くなっているのかもしれません。人間にはたくさんの仮面があって、真実なんてたった少しなのかなと思いました。それが悪いわけではなく、悪意のある偽りが他人だけでなく、自分も苦しめることになるのだと思います。そしてこの小説で後天的なLDについて知りました。


2.儚い羊たちの祝宴 編集:米澤穂信

読書サークル「バベルの会」の会員やその世話係が体験する背筋も凍る物語。会員たちは世話係がいるような世間離れしたお嬢様たち。そのお嬢様や世話係が恐ろしい行動を引き起こすお話です。今まで読んだ米澤作品は「古典部」などミステリー、探偵系だったので悲しい結末だったとしても感情が揺れ動き、犯人の気持ちやその謎を解いた古典部の気持ちまで思うことが多かったのですが、今回は違います。物語から状況や背景、裏に隠された意味を想像し、ただただ恐怖を楽しみました。


以上、今週は2冊になります。
学生時代に読書サークルとかあったら入ってみたかったなとこの年齢になって思います。でも1冊の本に対して、感想を言い合うという体験をしたことがないので、読書好きというだけでは参加できなさそうだなと勝手にビビっています。

では!!!!