日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(8/7~8/20)


こんにちは、めめです!!!

夏休みのため1週間お休みしていました。珍しく、休み中に予定を詰め込んだおかげで体力が落ちなかったのか、休み明けの気の抜けた感じがあまりなかったように思います(元々人より気の抜けた勤務態度であることは否めない)。

さて、2週間分の読書記録になります!
本ばかり読んでいたわけではないのですが、2週間も経つとそれなりの読書量になりますね。夏と言えば各出版社から夏の図書みたいな冊子が配布されるので色んな本を知ることが出来て嬉しいです。では、いってみましょう!!!


1.騎士団長殺し(上)(下) 著者:村上春樹

1Q84もそうですし、騎士団長殺しも雑に行ったら不思議な世界観です。小説内で波乱が起こりますが、登場人物は感情的にならず静かに乗り越えていくのがいいです。どんな人も秘密を抱えている。そして自分でも全て自分自身を把握しきれない。だからこそ人と関わる面白さや人生を過ごしていく面白さがあるのかなと騎士団長殺しを読んで感じました。


2.白い雌ライオン 著者:ヘニング・マンケル

ヴァランダーシリーズも第三弾。シリーズ2作品目で国境を超えたので今回ももちろん話は国外にまで及びます。人種差別やそれに伴う暗殺。このシリーズを読むと毎回自分の知識不足を痛感します。内容についていくのに必死で読み終わったころにはどっと疲れます。このシリーズは果たしてどこに行きつくのか、ヴァランダーと一緒に見てみたいと思います。


3.クローバーナイト 著者:辻村深月

主人公自信が子育ての悩みを乗り越えたり、悩みを抱える家族をさりげなくフォローする心優しい物語です。子育てって本当に大変だし、自分が生きていくだけでも精いっぱいな身としては本当に親には頭が上がりません。でもこういう本を読めば読むほど人を育てるなんて無理!と思ってしまいます・・・。


4.その扉をたたく 著書:瀬尾まいこ

ミュージシャン願望(?)で実家が金持ちの主人公。無職だし、夢に邁進しているわけでもない。でも腐ってなくて、素直で純粋でどこか憎めない。普通なら読んでいてイライラすると思うのに、登場人物達を徐々に好きになってしまうのが瀬尾作品の凄いところだと思います。


5.我が友、スミス 著者:石田夏穂

筋肉が引き締まった女性が好き(肉体美として)で、競技に取り組んでいる方のSNS見ることも。そんな筋肉美の中でもフィジークという競技を本作で知ることが出来ました。なんと過酷な競技なのだろうか。そして大会に出るには精神・身体だけでなく金銭の負担も大きいんですね。あんなに大会が開催されているのにそう簡単には勝てないことを知りました。


6.のっけから、失礼します 著者:三浦しをん

三浦しをんさんのエッセイは初です。三浦しをんとはどういう人物なのか全く知識がない中で読みましたが・・・めちゃくちゃ面白い!!!もうこの1冊で三浦しをんさんが大好きになりました。丁寧な暮らしでもないし、インドアだし、オタクだし。めちゃくちゃ親近感。そして熱量もちょうどいいんですよね。本当に面白かったです。でもこれ、おしゃれファッション誌で連載していたなんて・・・信じられません・・・。


7.悪寒 著者:伊岡瞬

「地面師たち」を見終わったあとに読んだからか「社内の後継者争い、派閥・・・だるっ」と序盤はあまり気持ちが乗らなかったのですが、妻が捕まったあたりからページをめくる手が止まらなくなりました。家族って?愛するって?この難しい問いを事件を通して考えることになります。またこの問いを避けると人間性にも影響するのかなと。



以上、10冊(騎士団長殺しが単行本で4冊)になります。
やあ、読んだ読んだ。好きな作者や本に出会えるというのは幸せなことですよね。アニメとかドラマを見ていてもあんな風になりたい!!とはならないのですが、本を読んでいるとあの登場人物みたいになりたい、作者みたいになりたいと思うことはよくあります。


では!!!