こんにちは、めめです!!!
絶対忙しいと分かっている2週間に突入してはや1週間(分かりにくい)。そういう時って予期せぬ仕事が舞い込んできたりするんですよね。このタイミングで?!みたいなね。まあ、しょうがないでしょう・・・!!!
さて、今週の読書記録です!
今週もどっぷり村上春樹にはまっています。村上春樹とか江國香織作品に出てくる登場人物って本当に好きなんですよね。もう、無駄がない!!食事だって生活だってきちんと本人なりのリズムと必要なものだけを摂取している感じがとても良いです。では、いってみましょう!!!
1.ダンス・ダンス・ダンス(上)(下) 著者:村上春樹
今まで読んだ中で一番分かりやすい内容でした。自分の追い求めているものがあるのに、周囲に執着せず、流れるままを享受する主人公。現実と夢はきちんと分かれているのか。主人公は私には理解仕切れない難しいことを頭の中では考えているのに、生活は簡潔で明確、無駄がない。なんで私って無駄なこと・ものをいっぱい持っていて、その上でさらに無駄を収集、摂取しているのだろうかと自己嫌悪に陥るくらいに理想的なミニマリストであり、かつフットワークが軽い。作中に「―どんなものでもいつかは消えるんだ。我々はみんな移動して生きているんだ。僕らのまわりにある大抵のものは僕らの移動にあわせていつか消えていく。それはどうしようもないもことなんだ。―流れのままに身をまかせよう。考えたって仕方ないさ。」という主人公のセリフがあるのですが、この考えがどれだけ今の私に大切なのか。身に沁みます。
2.夏のカレー 編集:日本文藝家協会
著名な作家の短編集を集めた一冊。とあるHPで「どう生きればいいかわからない今、ささやかなヒントをくれる1編」と紹介されていてその通りだなと思いました。読めば勇気がでる話という訳ではありませんが、こういう考えもあるよな、こういう世界もあったらいいなと空想出来る話が多いように思いました。中でも「煙景の彼方」(武石勝義)は切なくて、でも自分だったら現実から離れたとしても、願った世界に飛び込んで行くかもしれないと考えてしまう話でした。
以上、今週は2作品、3冊(文庫本換算)になります。
今週は出張に出かけるので久しぶりに東野圭吾作品を準備しました。長時間移動なのでいつも何を読もうか悩むのですが、今回は数週間前に「ミステリー!しかも東野圭吾!!!」と舞い降りてきたので、この勘を信じて移動も楽しみたいと思います。
では!!!!