日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(10/8~10/14)


こんにちは、めめです!!!

忙しい時期を見誤り、まだ忙しいのですが、やってやるんだからな精神で頑張っています。でもあまりにも忙しいので平日のバイト1日くらいサボってもいいかなと思ったら全然ダメな人員数で、余計なことを考えずに出勤することにしました。そういえばサボるって高校生以来ほとんどやってないな~。大学時代に一度「よし今週の水曜日はサボろう」と決めてサボったことはあった気がします。

さて、今週の読書記録です!
今週は長時間移動があったので長編を読むぞと意気込んで移動しました。無事に移動中の時間を費やし、長編を読み終えました。なんなら時間があまるくらいでした。では、いってみましょう!!!


1白鳥とコウモリ(上)(下) 著者:東野圭吾

文庫本で上下巻に分かれていますが二転三転するので一気に読むことが出来ます。被害者家族と容疑者家族。その二極にいる二人が事件の真相を突き止めようと動き出します。一度容疑者家族になるとあることないことがSNSに飛び交い、家族というだけで被弾される。勝手な憶測、推測が正義となり、一時的な娯楽として広がる怖さを感じました。結末はきっと主人公たちが望んだものではなく、それもまた切なく物語にのめりこませる要因となっていました。自称容疑者の正義感も私にしたら到底許されるものではなく、息子にデジタルタトゥーを残した罪は非常に重いし、甚だ迷惑だと感じました。


2.ナチュラルボーンチキン 編集:金原ひとみ

妊活に取りつかれ、離婚し、ルーティンと無駄のない生活をこよなく愛するようになった主人公。その生活に不足はなかったはずなのに、一人の同僚と出会ったことでその無駄のなさや決まったルーティンが壊れていく。いくつになっても楽しいと感じること、またその楽しいと感じることを選べることを知れる1冊です。もちろん物語のように過激でなくても。妊活とか妊活に取りつかれた主人公の話を読むと胸が痛くなります。どこかで私もそうなっていただろうし、そうなれば取り返しのつかないことになっていただろうとというリアルな未来がすぐに思い浮かぶからだと思います。


以上、今週は2作品、3冊(文庫本換算)になります。
小説の世界も自分の過去であり、未来になる可能性があるんですよね。もしかしたら容疑者・被害者家族になるかもしれませんし、妊活に取りつかれていたかもしれない。だからこそ楽しめるし、でもふとした時に恐怖に感じます。世界を知るということは楽しさだけではないんですね。


では!!!!