日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(5/25~5/31)


こんばんは、めめです!!!


毎月恒例の「もう1ヵ月がたったんですね~。」というため息。時が過ぎるのは早いですね。この過ごしやすい季節があっという間に過ぎ去ってしまうのがちょっと惜しいなと感じてしまいます。皆様、5月もお世話になりました。6月もどうぞよろしくお願いいたします。


さて今週もやって参りました読書記録です。最近は小難しい小説ばかり読んでいたので(単純な理解不足)、心が温まる食べ物小説を中心に読みました。ではいってみましょう!!


1.拳銃使いの娘 著者:ジョーダン・ハーパー
映画「レオン」を思い出すような、アクション小説でした。きっと映画にしたら面白いんだろうなと思ったら著者のジョーダン・ハーパーは小説家ではなく、脚本家だそう。少女と父親そして少女が可愛がってるくまのぬいぐるみという組み合わせが、奇妙さと温かさを表現しているように思いました。そのせいもあって、単純なアクションだけで終わらないところがいいなと思いました。あと本の形がいつもの文庫本とは違い、少し縦長で1Pに二節?記載されているのも目新しかったです。


2.ちどり亭にようこそ3・4 著者:十三湊
最近気に入っているお弁当屋さんシリーズの後半です。この小説は季節のお祝いやお弁当作りのポイントが散りばめられているので、読んでいて「なるほど!」と思うことが多々あります。この小説を読んでからお弁当用のご飯の炊き方や玉子焼きの作り方、味のつけ方を変えました。あとなんとなくで作ってきた料理を基礎から習いたいなと思うようになりました。まだ続編があるような終わり方だったので、私の教養のためにも全10シリーズぐらいにしていただきたいです!!(切実)


3.あつあつを召し上がれ 著者:小川糸
短編集ですが、どのお話も「食と記憶」が結びつき、思い出になっていて素敵だなと感じました。食と向き合うことは生きること。そんなこと分かってると思いながらも様々な思いが錯綜します。誰かの写真ではなく、記憶に残っている食事を知るのはとっても素敵なことだなと思っています。たとえ小説の中の話であっても。この小説が美味しいものも思い出も少し読者に分けてくれる感じが好きだと感じました。


4.食堂のおばちゃん 著者:山口恵以子
新しい食べ物小説シリーズを見つけました!もちろん食事も出てきますが、どちらかというと下町人情ものって感じです。舞台は東京都「佃」。佃ってどこだろと調べたら、月島あたりなんですね。食堂って陰キャにとっては、ハードルが高いんですよ。常連で成り立っているって感じがして、新参者には辛い・・・。だから行きつけの食堂があるのって凄く憧れます。あとはBarも!!憧れが強い分、食堂のおいしいごはんと常連さんのお話に引き込まれるのかもしれません。


以上、4シリーズ5冊でした。食べ物小説は単純に美味しそうとよだれを垂らしながら読めるだけでなく、食事という基本的な生活をを見直させてくれる面もあります。なんとなく作る、食べるというのを断ち切るのが最近の私の目標です。


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では!!!