こんにちは、めめです!!!
お盆休みを満喫していたらあっという間に一週間。社会人になってお盆休みというものを取得したことがなかったのですが、お盆の時期って世間はこんな感じだったんだなと知ることが出来て楽しかったです。
では、今週も読書記録にいってみましょう!!!
1.許されようとは思いません 著者:芦沢央
話を重ねるごとに恐怖感が増す短編集。最後から2つ目の「姉のように」は怖かった。私に子どもはいませんが虐待がテーマのものを読むと色々考えてしまいますね。最後のお話は辛い状況下でも少し明るさが見えてよかったです。
2.火焔の凶器 著者:知念実希人
この間読んだ本がシリーズものだと知り、次の話を借りました。前回読んだものの感想はこちら。
a-fuwa.hatenablog.jp
やっぱり医療×ミステリーって面白いですね。ミステリーは犯行動機が重ければ思いほど好きなんですが、今回はそんな感じか・・・というのが正直な感想です。ただ、第1章は医療要素が豊富で読んでいて面白かったです。
3.食堂のおばちゃん11 著者:山口恵以子
やっと借りることが出来ました!今回は前向きな旅立ちがあって、大きな変動のある巻でした。まだまだ続きそうだけど、話が現代の背景を反映しているので、今後の展開は時代がどう進むかに左右されるのかと思います。なのでどうなるかは、私たちが未来を予測しきれないのと同じこと。あぁ、最新刊も早く借りたい。
4.火車 著者:宮部みゆき
つい一気読みするくらい面白かった!!現代ではもう無理だなという設定もたくさんあったけど、それでもそんな困難さなんて気にならないくらい面白かった。解決までとても複雑で、でもその複雑さがより面白さを深めている気がしました。すべてを明かしたり、書かれているわけではないので、読んだ後も色々考えることが出来て楽しいです。
5.明るい夜に出かけて 著者:佐藤多佳子
「一瞬の風になれ」と同じ著者なのか?!とビックリしました。それくらい熱量のベクトルが違うように思います。主人公のことは最後まで好きになれなかったけど、この小説のメインでもある「ラジオ」に対しては自分の青春時代を思い出して、凄く考えるものがありました。ラジオについては別記事でまとめようと思っています。
6.樽とタタン 著者:中島京子
お話の中に出てくる「小説家に聞いちゃいけない質問が一つだけある。『それはほんとう?それとも嘘?』」が表現された小説です。ありそうでなさそうな幼少期のお話。私の幼少期の思いでも大分事実とは異なるのかな、でもそれも楽しいのかも。
7.ツナグ 著者:辻村深つき
言わずと知れた名作。映画化もされていますよね。
死者ともう一度会えるということで感動的な話だけかと思ったら、親友との話はとても重みがあり、何度も読み返してしまいました。残されたものだけではなく、亡くなったものも背負うものがあるのでしょうか。亡くなってまで背負いたくないな。でも背負わないためにも今から後悔のしない生き方が大事なのかもしれません。
以上、今週は7冊でした。
読書って新たな考えに触れることができたり、忘れていた経験や過去を思い出させてくれますよね。読書から必ず学びを得ることは出来ないかもしれませんが、少なからず影響を受けているのかなと思います。
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では!!!