日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(1/11~1/17)


こんにちは、めめです!!!

最近、勤務先の近くに大学時代の友人が勤めていることを知りました。この距離徒歩7分!私が外食をしないので偶然出くわす機会がなかったのですが、SNSで知りました。久しぶりにSNSありがたいと感じた出来事です。来月には久しぶりに会えるので楽しみ。去る者は追わず来る者は拒まず精神なのでタイミングを大事にしたいと思います。

さて、今週の読書記録です。今週もなんやかんや隙間時間で本を読んでいた気がします。「雨」や「夜」の表現が素敵な作品が好きだと気がつきました。晴れの日や日中よりも時間の使い方に個性が出るからこそ、あこがれもあるのかもしれません。では今週もいってみましょう!!!


1.ある男 著者:平野啓一郎

最近、映画化された本作。ミステリー要素が強いのかと思ったら、深い社会問題がいくつも絡み合って構成されていました。だから内容としてはとても重い。人はどうしてこんなにも社会問題に深く入り込んでいけるのだろうと不思議に思うことがあります。何かを批判したり、主張したり。前回更新した「ひとりごと18」にも記しましたが、作中の「3勝4敗」のやや負け越し人生という考え方が気に入りました。


2.どちらかが彼女を殺した 著者:東野圭吾

自殺か他殺か。他殺ならどちらが犯人なのか・・・。そして最後はまさかの犯人がどちらか正確には分からないまま終了。最後のおまけ(?)とネットにある考察を読んで理解。あと自分でも作品のポイントとなる紙を両方の手で破いてみたりと試行錯誤しました。とても頭を使うし、著者に翻弄される作品でし
す。でも犯人を書かないというのはあっけなさもありながら、読者の考察を駆り立てる面白さがありますね。


3.東京を生きる 著者:雨宮まみ

エッセイ集です。著者の東京に上京してくる、そして東京で過ごす様子や心情が記されています。上京するというのは強い刺激であり、開放的な自由。でもいい面だけではなくて、理想した東京での生活を過ごすこと、東京でなじむことはとても大変なことでした。今はあの時よりSNSが発展しているからさらに大変だろうなとも思います。また東京で過ごすには自己防衛を身に着けていかなくてはいけないという話も納得。私も東京というちぐはぐさで頑張って生きているんだなと思います。


4.時計館の殺人 上巻 著者:綾辻行人

館シリーズの第5弾!(未だに第3弾は読めておらず・・・)
上下巻という大作にも関わらずするすると読めます。前作の人形館が独特な話でしたが、こちらはどちらかというと王道のミステリー。この話を読むためだけにたっぷりと時間をとり、一気に読み上げてしまいたい衝動にかられます。このタイミングで館シリーズの第1弾の登場人物が出てくるのも面白いです。


5.時計館の殺人 下巻 著者:綾辻行人

途中までその人が犯人なのか、予想と違うししっくりこないなと思っていましたが最後にびしっと決まりました!やあ面白い。館シリーズは大好きな金田一少年の事件簿に通ずるところがあってのめり込みやすいのかもしれません。誰かを救いたいではなく、犯人の目的がすべて達成されて犯人も自ら命を絶つという、トリック解いただけやないかーい!というのが好きです。その方が動機に重みが増す気がするんですよね。帰納法的解決とでも言うのでしょうか。


以上、5冊でした。
読書するための隙間時間を作るために働く、移動する。なんだか矛盾している気がしますが、ゆっくり読書するぞと意気込むより、隙間時間の穴埋めにする読書の方が集中できるし、心地がいい気がします。寝室に本を持ち込んでも全然読まないんですよ、これが。


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では!!!