日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(9/4~9/10)


こんにちは、めめです!!!

今週は会議とバイトで気が付いたら1週間が終わっていました。どこかで有給休暇を使用したいなと思いつつ、10月はCSと日本シリーズがあって、もしかしたら冬場は感染症にかかるかもしれないし、、、休暇を積み立てして病気にも備えておく必要が、、、などと思ったら中々使い時が分かりません。とりあえず友達に会うために半休は取りました(結局半休)。

さて、読書記録になります!
眠さや疲れがあるときは日本のミステリーが読みやすくて私には合っているよな気がします。では、いってみましょう!!!


1.栞と嘘の季節 著者:米澤穂信

「本と鍵の季節」の続編です。今回は一つの謎を登場人物達が各々の目的で解き明かしていきます。本作は高校生のきゃぴきゃぴした陽の部分に焦点を当てるのではなく、深く、重く、そしてモラトリアムな高校生の難しい陰の部分に焦点を当てているので、大人になっても読みやすいです。高校生だからこそ、ここまで深刻に悩んで事件解決に邁進出来るのかなと思うとちょっぴり羨ましいです。


2.本のない、絵本屋クッタラ:おいしいスープおいてます。 著者:標野凪

登場人物に見合った絵本を探してくれるスープ屋さん。共同経営者はまさかの・・・?標野作品の「終電前のちょいごはん」シリーズと繋がっているのも、シリーズを読んだ身としては嬉しかったです。北の大地の新鮮な野菜で出来た素敵なスープと絵本が登場人物の心を解きほぐします。幼いころ読んだ絵本が登場するとつい嬉しくなってしまいました。


3.慈雨 著者:柚月裕子

退官した元警察官が妻と一緒にお遍路まわりへ。そんな中、ある事件の発生にお遍路をまわるきっかけにもなった過去の事件を思い苦しみます。職業倫理、家族、加害者、被害者遺族。それぞれに対し、思い、背負い、苦しみます。警察官という職に向き合い続けているからこそ、深く苦しむ主人公の姿には心打たれました。そして警察官を支える妻という立場や役割を理解し、ふるまう主人公の妻の凄さを痛感します。



以上、今週は3冊になります。
ミステリー小説が大好きで、特に警察官や科捜研、法医学みたいなお話が好きなのですが、実際にほとんどかかわりがないので、これが事実と大幅に異なるのか、あるあるなのか気になります。もしかしたら、ほとんどかかわりにないから楽しめているのでしょうか?


では!!!