こんにちは、めめです!!!
暇なの嫌、でも忙しいのも嫌。その中間って難しいですよね。暇だとやりたいなリストは全く消費されず、ずっと生産性なくスマホ弄っているし、かと言って忙しいと充実感とやることリストの消費は早いのに他のやりたいなリストには全く手を付けられない~~となるのはどうしてでしょうか。11月はもっと計画を細かく立てようかな。
さて、読書記録になります!
今回読んだ本はどちらも「ん!?」と思うところがあったのですが、そういう自分には受け入れがたい意見とか思想に出会うのも読書の楽しみの一つですよね。では、いってみましょう!!!
1.小福ときどき災難 著者:群ようこ
著者の最新エッセイ。著者が本文中で何度も自分のことを「前期高齢者」と表現するように、前期高齢者として見え方や断捨離、愛猫との生活がつづられています。後半はコロナ禍に書かれているようで、筆者から見るコロナ禍の過ごし方や政治家批判が記載されています。エッセイなので政治について意見するのは至極当然なのかもしれないですが、読んでいて楽しいものではないので、後半部分は正直しんどかったです。
2.痴人の愛 著者:谷崎潤一郎
主人公は幼い給仕ナオミを引き取り、一緒に生活を始めます。ナオミは自由奔放な性格と魅力的な身体で主人公を翻弄していきます。ワガママで策略家なナオミとそのナオミに首ったけの主人公は読んでいてイライラする反面、どこか羨ましさもあります。男尊女卑の時代に、自分の意見を主張出来るナオミはきっと貴重でかなりの精神力の持ち主だと思います。こんな女が近くにいたら嫌ですが、どこかでこんな風に自由に生きていきたいなと憧れるのだろうとも思います。
以上、今週は2冊になります。
エッセイは小説と同じくらい相性があると思います。それは小説と違って「文体が読みにくい」「何を言っているのか分からない」というわけでなく、一人の意見に真正面からぶつかっていくからなのかなと思ったりします。
では!!!