日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(6/7~6/13)


こんにちは、めめです!!!

気が付くと飛ばしながら、斜め読みの癖が知らず知らずのうちについていたようで、その影響が仕事にも出ています。これはとてもまずい。なのでちゃんと一字一句逃さないように意識しています。最近になってやっとですが。本当に自分のダメな面が目に付くようになったのですが、これは成長期と捉えて頑張りたいと思います!!!

さて、今週の読書記録です。とても好きな本に出会え、私のやる気を鼓舞してくれると同時に、音の楽しさ感性にも気づかされました。これを打っている間もiPhoneから綺麗なピアノのメロディーが流れています。では、いってみましょう!!!


1.蜜蜂と遠雷(上)(下) 著者:恩田陸

ピアノコンクールのお話です。音楽の世界で戦っている人の話は今までも読んだことがあったけど、この本は音楽やクラシックがよく分からない人にも綺麗な音楽を文面から感じることが出来ます。またアーティスト達の血のにじむような努力も。お話自体は他者を貶めるといった醜い人間関係の要素はなく、自分自身に向き合い、全身全霊で自分の感じた音楽を表現しているので、熱くなりたいとき、心地よい音楽を知りたいときにもってこいです。ちなみに映画化されていて、アルバムもあるそうです。


2.かわうそ堀怪談見習い 著者:柴崎友香

ホラーではない、そう怪談。私は本当の世界にいるのだろうか?それとも皆とは違う別の世界に入り込んでしまっているのではないだろうかと心配にさせる一冊です。キャーと叫びたくなる要素はないのですが、どこかじわじわと追い詰められる気がします。自分の世界が必ずしも正とは限らないんですよね。


3.はじまらないティータイム 著者:原田ひ香

クセのある女性が4人。この人が身近にいたらどうなの?と思える人たちが登場人物です。でも、そういえば自分とは仲良くなれないと思っていた人と急に仲良くなれることあるよなと思ったりしました。そういう時ってこの登場人物のように強引な押しの強さが必要だったような。


4.学生街の殺人 著者:東野圭吾

自分のやりたいことが見つからずにフリーターを続けている青年の周りで起こる殺人事件。彼女の秘密。その秘密が人々を不安にさせ、さらに複雑に。小説の背景が冬であり、一人になった青年の湿っぽさや周囲の温かさが背景描写から強く印象に残ります。あぁ、犯人が知りたい、彼女の秘密が知りたいとページをめくる手がとまらず、一気に読みました。


以上、今週は4作品、5冊でした。
今週は珍しく忙しいので、読書は後回しになりそうですが、自分の時間は必ずとも死守したいと思います。一人大好き、引きこもり陰キャです。よろしくお願いします(?)

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では!!!