日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(7/5~7/11)


こんにちは、めめです!!!

最近、めちゃくちゃ暑くないですか?!梅雨は明けていないのに、毎日天気が良いのはいいことですが暑すぎる。絶対日焼けしたくないので、カーディガンを羽織って外出していますが、それも限界を迎えそうです。暑がりではないですが、今年の夏を乗り切れる自信がないです。

さて、今週の読書記録です!!暑いなら外に出なければいい。ということで電気代を気にせず冷房を入れて読書に勤しんでいます。夏の図書館に人が増える理由が分かる気がします。涼しい部屋でゴロゴロしながら本読むのって最高ですよね。では、今週もいってみましょう!!


1.ユージニア 著者:恩田陸

小説の舞台が出身地だと分かって親近感からか話にのめり込んでいきました。この事件の真犯人は誰か?予想されている人物を真犯人として追い詰めることが出来るのか?ドキドキワクワクする展開です。全て解決するだけが正しい終わり方ではないですが、この後どうやって終結するのか、真実は?という点がやっぱり知りたかったなという思いがあります。でもそう思うから、この物語を読み終わっても物語について考えてしまうのかもしれません。


2.星の子 著者:今村夏子

この小説を読むのは2回目(だったらしい)。世間を震撼させた事件があってから宗教2世というのは苦しめられてきた存在だと認識されがちだけど、この小説の主人公は周囲からなんと言われようと動じず、受け入れています。例え両親が宗教にのめり込むあまりに生活苦だったとしても。本人が困っていなくて、周囲に迷惑をかけていなかったら問題ないのか。それとも新興宗教を信仰すること自体悪なのか。この問題を語るほどの知識が私にはないなと思います。映画化されていて、主人公を芦田愛菜ちゃんが演じているので今度見てみたいです。


3.ここは退屈迎えに来て 著者:山内マリコ

1人の男性に関わったり、その人に憧れを抱いた女性(一人は男性)達目線の物語。彼に振りまわされたり、酷い目にあったわけではないけど、憧れて関わることに優越感を感じる。こんな対象になれる男性ってたまにいますよね。猫のように生きて風のように去っていく人。そして田舎で過ごす女性達の宿命や世間の渡り方を目にして共感する部分もありました。女って大変ですよね。


4.錦繡 著者:宮本輝

離婚した元夫婦の往復書簡で展開されるストーリー。書簡を通してすり合わせる過去、そして今。書簡で互いを直接的に支えあうわけではないのですが、お互いに知った間柄だからこそ、書くことで自分を見つめ直せるのかなと思いました。自分の過去や今と向き合った主人公達が自分のすべきこと、目的をしっかり見つけ出す姿はとても素敵でした。


以上、今週は4冊でした。
本を読めば読むほど知らない世界を知れますが、同時に自分は何も知らないことにも気が付きますね。世界のすべては知ることが出来ないけど、知らなさすぎることもまた罪だなと思います。

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では!!!