こんにちは、めめです!!!
皆さん、体調はいかがでしょうか?都内は37℃という日が続きました。とんでもなく暑い!!焼けたくないからカーディガンを着用する、暑い。とりあえずジーパンを履く、暑いし汗を吸って重くなる。何かを得るには何かを諦めることが必要なのかなと思った三連休です。現状、暑さ<日焼けにより日焼けせずには済んでいます。
さて、今週の読書記録です!!今週は「ハラヘリ読書」で紹介されていたエッセイを中心に読みました。エッセイって遠い存在の人でも身近に感じられるからいいですよね。では、今週もいってみましょう!!
1.夜は短し歩けよ乙女 著者:森見登美彦
先輩と黒髪の乙女の青春ラブコメといった簡単な話ではなく、ちょっとSFチックなところもあり、幻想的です。この感じがハマるかどうか不安で話題になったころに読むのを躊躇してしまったんですよね。いざ読んでみるとヒロインが個性的でとても好みでした。黒髪の乙女の佇まいや思想がとてもキュート。書評代わりの羽海野チカのイラストもとっても可愛いのでこちらもおすすめです。
2.村上ラヂオ1 著者:村上春樹
村上春樹のエッセイ。村上作品ってちょっと独特で癖がありますが、エッセイはとても読みやすかったです。特にドーナッツの話が好きです。海外で魔法瓶にホットコーヒーを入れてもらい、揚げたてのドーナッツを2つ購入して出勤する。とても海外っぽいし、魔法瓶というラフさと利便性の良さも羨ましい。村上春樹も普通に生活しているんだなと当たり前のことだけど、改めて感じることが出来ます。
3.よなかの散歩 著者:角田光代
こちらは角田光代のエッセイ集。雑誌「オレンジページ」で連載されていたこともあり、食べ物に関する話が多いように思います。偏食だった角田氏が徐々にいろんなものを食べれるようになった今だからこそ書ける食べ物の見方や味覚が面白いです。大人になると嫌いだったものが急に食べることが出来るようになるなんて不思議ですよね。私もあんなに嫌いだった豆腐を毎日食べているのだから不思議です。
4.こちらあみ子 著者:今村夏子
純粋というだけではまとめられない、あみ子の病的な部分が恐ろしいこの小説。きっと診断名があるだろうと予測されるような奇抜な行動はやはり世間の嫌悪の対象となります。あみ子自身もそしてこういう子がはみ出して一人で生きることが難しい世の中どちらも恐ろしく感じます。
以上、今週は4冊でした。
同じものを見たことがあるのに、プロの手にかかるだけで何倍も素敵に感じられたり、恐怖感が増したり。表現できることはもちろん羨ましいですが、自分が表現出来ないことを表現してくれる人がいるというのも素晴らしいことですね。
ランキングに参加中です!
クリックしていただけると嬉しいです。
では!!!