日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(6/14~6/20)


こんにちは、めめです!!!

先月から予定を詰め込んでいたのですが、それが7月で一段落しそうです。そろそろ全力でダラダラする日を設けてもいいのかなと思ったり。休息ってめちゃくちゃ大事ですもんね!!!(力説)

さて、今週の読書記録です。今週読んだ本は現実世界と小説の中の世界がリンクすることが多く、なんとなくですが、いつもと違う感覚がありました。私は「水」に関連するもの(雨や海など)が割と好きなようです。では、いってみましょう!!!


1.月の裏側 著者:恩田陸

梅雨の時期の堀周辺のお話。ちょうど梅雨時期であること、SFチックな話であることから、自分も水に包まれているような感覚がありました。みんな一緒になる。個性を主張し続けるより、大多数にいることを選ぶ方がとても簡単だし安心だよなと思いました。そして、それを受け入れるということも大事ですよね。


2.啼かない鳥は空に溺れる 著者:唯川恵

いびつな母娘関係のお話。母娘関係は生まれる前からスタートするのだから、当然子供の思考にも大きく影響しますよね。だからこそ簡単には逃れられない。母息子とは違う、これまた特殊な関係だと思います。関係性が良い、悪いだけでは言い表せない結びつきが母娘にはあると思っているので、母と自分についても考えてしまいました。


3.マスカレード・イブ 著者:東野圭吾

シリーズ1作品目の「マスカレード・ナイト」は映画で見たことがあるので、2作品目から手を出してみました。それで良かったのかは謎ですが。主人公2人がそれぞれの事件を解決していき、最後に同じ事件で直接会うことなく関わっていく。お互いがお互いの職業から超えた範囲に手出ししないところがなんかスッキリしていて良かったです。


4.殺人出産 著者:村田沙耶香

世の中の倫理観、正義、常識をぶっ壊した世界観なのに妙に生々しく、あれ?なんで小説の中の常識は通らないんだっけ?と混乱してきます。自分が正だと思っていることは単純に世界の大多数が受け入れているというだけが理由ではないのか。もし新しいことが始まっても徐々に受け入れて違和感を持たなくなるのか・・・読むと自分の世界が信じられなくなってきます。


以上、今週は4冊でした。
部屋でゴロゴロしながら本を読む時間を夢見て、今日も頑張ります。でも途中で眠気の方が先にきます。いい感じのところをせめぎ合う瞬間が好きです。


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では!!!