日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(9/6~9/12)


こんにちは、めめです!!!

ついに研修やら学会準備が始まりました。が、すぐにやる気を失っており、ゲームやら本に逃げています。でも大人なのでね、やらないと怒られる前に見放されるんですよね(泣)とりあえず頑張ります。

さて、今週の読書記録です!!
今週はクラシカルな本を読むことが多かったです。最近の口語体(令和以降)で書かれたPOPなものよりかは読みやすいように思います。いまさらながら「ゐ」ってどのタイミングで使用するのが正しいのでしょうか・・・。全て「い」→「ゐ」じゃないですよね・・・(今更)。では、いってみましょう!!!


1.金曜日の本屋さん 秋とポタージュ 著者:名取佐和子

今回は、つい最近読んだ森茉莉の「貧乏サヴァラン」が出てきたり、村上春樹の「ノルウェーの森」を読み返したい気持ちになったりしました。また気になる本もたくさんあり、小説を読みながらも次読む小説をリスト化出来る小説です。毎度言っているかもしれませんが、小説内容も面白く、地下の書倉庫が出てくると毎回ワクワクしてきます。秘密書庫のワクワク感と物語ラストに向けた盛り上がりの駆け出しのようなワクワクを感じます。


2.夏を喪くす 著者:原田マハ

自由とキャリアを手に入れ、人生を楽しんでいる人もどこかのタイミングで乗り越えなくてはいけない壁が存在するのかなと思いました。人生を謳歌、悪く言えば舐めていてもどこかで地獄がやってくると思うと恐ろしい反面、人生は誰でも山あり谷ありなのだという、どこか安堵してしまう一面もありました。原田作品はやっぱり王道の美術×海外という作りが好きです。


3.紅茶と薔薇の日々:森茉莉コレクション1食のエッセイ 著者:森茉莉

森茉莉が書く生活はどうして魅力的なのでしょうか。もしかしたら、「丁寧な暮らし」の根源なのでしょうか。自分にとっての好きなもの、美徳を追求する、そして自分の感性を信じる姿は魅力的です。あとエッセイによく出てくる「麺麭」という漢字が今まで触れたことない世界観に連れて行ってくれるようで好きです。


4.太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ 編集:井原あや

太宰治が女性雑誌に寄稿した短編小説集です。短編小説なので話によっては理解できないもの、読みにくいものがあってもすぐに次がやってくるので大丈夫です。この作品集の中で「ろまん燈籠」と「恥」が気に入りました。特に「ろまん燈籠」はラプンツェルの話を元に兄妹が話を創作していくので、親しみがある中に新鮮さも感じれましたし、非常に読みやすかったです。


以上、今週は4冊でした。
今週からは読書を逃げの道具に使わないように気をつけます。でもまだ読みたい本を沢山持っているので読みます。隙間時間見つけます!!!(宣言)


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では!!!