こんばんは、めめです!!!
今日は恒例の読書記録。今週は沢山読んだので、いつものダラダラした一言?(自覚あり)みたいなのは飛ばして早速いってみましょう!(いつも飛ばせ)
1.監禁面接 著者:ピエール・ルメートル
「その女アレックス」が面白かったので、同じ作者のものを借りてみました。今まで読んできた海外ミステリーには驚くようなトリックや意外な犯人がいるわけではないのに、何故か驚かされてのめり込んでしまうんですよね。特に後半部分の加速は凄く、今日はここまでなんていう区切り方が出来なくなってしまいます。日本のミステリーとは全く異なるのがいいですね。
この小説では二兎追うものは一兎をも得ずという側面もあり、日本でも海外でもそこは共通しているのだなと感じました。
2.スイート・マイホーム 著者:神津凛子
ネットニュースで2023年に斎藤工監督、窪田正孝主演で映画化と見て、すぐに原作を借りました。好きな俳優さんが主演すると言うだけで安易に借りたのを後悔したくらい、ホラー&ミステリーな作品でした。どちらかと言うとホラー要素の方が強いのかな?
読んだ感想としてはそして映画の他の出演者気になる!!!とてもハラハラドキドキする作品なので映画化にはもってこいだと思います。
最初は精神疾患患者とその家族について過剰表現というか誤解を招くような書き方をしているなと思うこともあったのですが、最後の方はよくまとめてあって、私も新しい視点を学べました。これはきっと小説の裏テーマ的ポジションかなと思ったりしたのですが、その辺を考えなくてもとても楽しめる1冊だと思います。
3.弁当屋さんのおもてなし ほかほかごはんと北海鮭かま 著者:喜多みどり
食べ物が出てくる小説って本当に素敵ですよね。普段、お弁当って買ってまで食べないんですけど、この小説を読むとどこか美味しいお弁当屋さんはないか探したくなります。このお話の主人公のように私もスマホとか本とか読みながら食事をとってしまいがちなので、食事に集中して味わわなくてはと思います。でも一人ご飯って寂しくてついね・・・。この小説はシリーズものらしく、まだ続くようなのでしばらく楽しみたいと思います!
4.スキン・コレクター上・下 著者:ジェフリー・ディーヴァー
皆さんご存じの通り、最近ハマっている海外ミステリーです。と言っても初心者なので「このミステリーがすごい大賞」の受賞作品を読みあさっています。今回は警察がメインではなく科捜研的なところがメインだったので難しい化学薬品や毒物が出てきて、状況を覚えるのが大変でしたが、科捜研が有利になったり、犯人が有利になったりと展開の速さやまさかの繋がりなど読んでいてわくわくが止まりませんでした。監禁面接は最後の怒濤のスピード感が良かったですが、こちらはテンポがあり最初から最後まで楽しめます。
5.東京すみっこごはん5 著者:成田名璃子
ついに最終巻に。最終巻は別れが多く、悲しいお話が多かったですが。なんとか主人公が前向きに進んでいけるような展開になて良かったです。このお話を読んで、そう言えば最近、別れらしい別れをしていないなと気がつきました。気がついたときには連絡をとっていなかったとか、そうえいば相手から返信が来ていないとか・・・。
きちんと別れという行程を踏まずに自然に縁が切れていくのは楽でいいんですが、なんだかそれだけ繋がりも希薄だったのかなという気もします。きちんと別れをつげ、いつの日かの再会を約束するって大切なのかも知れません。
今週は6冊です!
週末、夫と勉強時間を作っているんですが、先週は勉強せずに本を読んでいたのでいつも以上に読めたのだと思います。今週は教材が届くのでそういうわけにはいきませんが(泣)。
この春は読書と散歩を楽しんでいきたいと思います。
では!!!