日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(9/28 ~10/4)

こんにちは、めめです!!!


10月はなんか忙しい!!仕事もプライベートも忙しい!(嬉しい)
そして読書もはかどってる!といいながら試験勉強の言い訳に使っている感は否めないので、ちゃんとやるべきことはやります。でも毎回ながら世の中には沢山の本があり、その本のお陰で毎日知らなかった感情や景色、風習など知ることが出来るのは嬉しいですね。
では、今週もはりきっていってみましょう!


1.今宵も喫茶ドードーのキッチンで。 著者:標野凪

とても好きなお話でした。温かい気持ちのこもった食べ物に癒されていく登場人物たち。シンプルな自分だけの幸せを見つけるということは難しさと単純さが入り混ざっているなと感じました。コロナ禍のお話ですが、嫌な感じはせず、すうっと受け入れることが出来ました。


2.ショートショートドロップス 編集:新井素子

女性作家のショートアンソロジー。なかでも辻村深月さんの「さくら日和」と新津きよみさんの「タクシーの中で」が好きでした。さくら日和を読むとたい焼きが食べたくなりますね。都内の某有名店を思い浮かべながら読みました。タクシーの中ではゾクゾク感がたまりません。夏でなくてもホラー?最高!


3.みかんとひよどり 著者:近藤史恵

この本のテーマはジビエ。牛豚鶏以上に捕ることのルールが厳しく、料理方法も難しい。知らない世界を知ることが出来ました。食は命をいただくこと。当たり前だけど、手軽に既製品を手に入れることが出来る世の中では忘れがちですよね。食をテーマにした小説を読むと「食と向き合う」というのは自分の一生のテーマだなと感じます。


4.ひとり旅日 和運開き! 著者:秋川滝美

今回はコロナ禍のひとり旅。でもコロナが流行し出した当初の旅の厳しさと旅のあり方、正しさを小説を通して押し付けられている感じがしました。こんなご時世だからこそ、コロナが関係のない旅の話を読んで楽しい気持ちになりたかったなと思います。きっとこの時期に出す旅の本というのは批判も大きいからこういう形なんだろうけど、少し残念でした。


5.地下街の雨 著者:宮部みゆき

初めて手に取った宮部みゆきさんの短編集。最後に前向きな結末になって良かったなとホッとするものから、一度で理解し切れず読み直したり、誰かと語りたくなったり。いろんな角度のお話が楽しめて面白かったです。でも読み終わったあとはあのどっしりした長編を読みたくなるのも事実(笑)


以上、5冊でした!
楽しみにしていたシリーズものがハマらなかったり、今まで知らなかった作者を知り、次回作が楽しみになったり。その時に出会える本、そして今はハマらなくても時期が来るとぴったりハマったり。まだまだ未知の楽しみが読書です。

皆様、よい読書の秋を!

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では!!!