日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(12/20~12/26)

こんにちは、めめです!!!


メリークリスマスでした。そして今年の読書記録は今年で終わりでございます。1年間で何冊読んだか分かりませんが、たくさん読みました!(ブクログには214冊となっていますが、恐らく再読とか考えるともう少し多い?)

さて、今年最後は宮部みゆきの「模倣犯」を再読しています。
この小説は記憶が曖昧で読み直したのですが、読み進めるうちに「そうそうこういう話だった」と思いつつも再びのめり込んでしまいます。と言っても感想をもう一度書くのは変な気もするので、このブログを見た方が年末年始は「模倣犯」を読んでみてもいいかなと思えるようなおすすめポイントを書きたいと思います!
では、いっていみましょう!


模倣犯 著者:宮部みゆき

文庫本で5巻までになる長長編作です。
日本中を震撼させる事件を中心に話が進みます。

・とにかく登場人物が多い
でも混乱することがないのがポイントです。きちんと登場人物同志が繋がっていますし、話の内容を調べ直さなくても、この登場人物はあの時のあの子に繋がるのかなどと理解しやすい構造になっています。ここまで登場人物が多いのに話の展開となる人物が多すぎず少なすぎないのがいいのかもしれません(1巻あたり3人ほど)。

・登場人物の人間性や家庭環境が複雑すぎず、簡素過ぎない
ここまで登場人物が多いのに、その登場人物の性格や家庭環境、人間関係がしっかり示されています。この詳細が極端ではないので、現実味があり、登場人物に興味や嫌悪といった感情を抱きやすいのではないかと思います。詳細が深すぎたり、極端だとSFを読んでいるような感覚や特別な憧れを抱いたりしやすいですが、その設定が程よいので、どの登場人物も感情移入しすぎることなく、捉えることが出来ます。

・頭の良い犯人像
複雑なトリックやデジタル要素が強い知能犯は読んだだけではその完成度が理解しきれないこともあるのですが、人をコントロール出来る知能犯なので、読んでいて「そういうことか」「やられた」など悔しい感情を抱きやすいです。そう思えるのは恐らく、複雑ではないけれど、人対人になったときに一番恐ろしく、そういう知能が高い犯人だからだと思います。

ここまでがおすすめポイントになります。
これから中盤に入っていくので、次回の読書日記は2週間後にしたいと思います。


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では!!!