日日是好日

OLのリアルライフです。毎日それなりであればいいんですよね。

【読書記録】今週読んだ本について(11/1~11/7)

こんにちは、めめです!!!

スケジュール帳が日々埋まっていくのを薄目で見ています。忙しい方が好きですが、なんだか忙しすぎる気もしなくもない。まあ本読む時間あるので、まだまだいけますね。とりあえず体力が・・・とここ数年呟いていますが、ここが限界なのかもしれません(運動量も食事量も人より多いのに!!)。

さて、今週の読書記録です!!
理解できない話を理解出来なかったと認めることは勇気がいります。だって自分が無知で思考能力が乏しいことを認めるも同然だから。でも、いつか分かるようになる日がくると信じて、今わかる言葉を拾うのも大切ですよね。では、今週もいってみましょう!


1.ようこそ授賞式の夕べに(成風堂書店事件メモ) 著者:大崎梢

成風堂書店シリーズを読み終えてしまいました。寂しい。今回は様々な書店、そして出版業界を巻き込む大事件でした。こんな大事件を巻き起こしたのはいったい・・・??結末の物足りなさはありましたが、本に携わる人々の思いというのは例え物語上だとしてもグッとくるものがあります。シリーズが終わったのは寂しいですが、「出版社営業・井辻智紀の業務日誌シリーズ」があるみたいなので、こちらも読んでみたいと思います。


2.なまけ者のさとり方 著者:ダラウス・ゴラス

日記にも書きましたがよく分からなかったというのが本音です。どちらかというと翻訳家のあとがきの方がしっくりきました。でもすべてが分からなかったわけではないので、気に入ったところをピックアップしたいと思います。
「今のあなたの状態を愛せるようにならないと、あなたは今より高い状態にゆくことはできない」
「実際に起こってくることよりも、それに対するあなたの反応の仕方の方が、ずっと大切な意味を持っているのです。」
「さからわないこと」


3.間違われた女 著者:小池真理子

同級生がストーカーに。そしてストーカーは標的相手を間違えてしまう。また間違われた女はストーカーを拒絶するほど相手の増悪を募らせてしまう。すべてが悪循環に思えた中にストーカーの気持ちをかき乱す新たな女性が出現する。結末は風船がはじけるように一気にそして一瞬でした。携帯のない時代のストーカーのお話です。


4.カナリヤは眠れない  著者:近藤史恵

整体師が事件を解く新しいミステリー。でも主人公は整体師ではなく不規則がたたって身体がバキバキの雑誌記者。今回の事件の的となる買い物依存症のヒロインは現状から脱却できるのか。結末はこうなるのか・・・!という意外性もあり、とても面白かったです。


5.対岸の彼女  著者:角田光代

いつまでも続く女同士の関係性。環境が変わっても常にヒエラルキーは存在する。女の関係性について悩む主人公達が過去、そして現在を通して自分や相手との距離感を見直していきます。どうして義両親の悩みとかって女の方が大きいのでしょうか。あと、友達との微妙な関係も一生悩んでいる気がします。


以上、今週は5冊でした。
普段の生活で気持ちの浮き沈みがあったり、怒りが増大することは大いにありますが、本を読み始めてから知らなかった考え方に触れられたり、心地よい言葉を知れたので幾分か助かっています。聖人にはなれませんが、知らないことを知り、現実を受け入れられますように。

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では!!!