こんにちは、めめです!!!
先日、ついに阿久津隆の「読書の日記」を読み終わりました。こちらは感想をしっかり書くのが難しいので、ここにさらっと書きたいと思います。読書の日記は全てあった出来事ではないので、その点は読みづらさがありますが、つい引き込まれる不思議な力を持っているんですよね。実在する本も出てきますし、日本ハムの試合状況なんかも記されているので私にはお得感も。あと4冊もあると思うとわくわくです。
さて、今週の読書記録です!!
今週も暇さえあれば読んでいたのですが、自宅に帰ってからはほとんど本を開かなかったので、冊数的にはそこまでだと思います。家にいるとやることが一生出てきませんか?そんなことない??では、今週もいってみましょう!!
1.掬えば手には 著者:瀬尾まいこ
人の気持ちが手に取るように分かる主人公。その力は本物なにか??それとも「力」があると思い込むことで相手を深く観察しているだけなのか??思い悩む登場人物たちが前を向けるように悩みながらも少しずつ進んでいくお話です。瀬尾まいこの作品はとても温かく優しいのに、話がとてもしっかりしているんですよね。好きです。
2.薔薇を拒む 著者:近藤史恵
とある館のミステリー。一人一人排除され、そしてこの館に奉公に来る青年たちは理性を保てなくなる。結末はとても意外で最後の最後まで衝撃でした。主人公は理性を保ったまま、冷静に物事を判断できるのか。それとも理性が崩壊するのか。面白すぎてひたすら読み進めてしまいました。
3.農ガール、農ライフ 著者:垣谷美雨
農業女子の奮闘ストーリー。田舎に住んで農業やって、のんびり暮らすといった夢見がちな話ではありません。農業で生計を立てる難しさ、結婚や仕事と言った女性の生きづらさ、田舎の陰気さ。すべてが詰まっているので共感する部分も多かったです(田舎出身です)。安易に都会での生活で行き詰った、疲れただけを理由に田舎でのんびりライフを夢見るなんてやっぱり甘いですよね!(田舎出身だから思うこと)その点、とにかく必死に考えて、食らいつく主人公には好感が持てます。
4.サイン会はいかが?(成風堂書店事件メモ) 著者:大崎梢
成風堂書店シリーズ第三弾。今回は第一弾と同様に日常ミステリーの短編集を中心に構成されています。徐々に実在の本は出てこなくなったのは残念ですが、杏子と多絵のコンビはとても好ましいし、書店について知れるのも面白いです。大型書店でさえ、減っているイメージですが、やはり書店を存続させるってとても難しいことなんだなと思いました。
以上、今週は4冊でした。
10月もあっという間に終わってしまいますね。最近忙しいので、合間に集中して読むのですが、こういう時は注意散漫になりやすいので、とにかく本をなくしたり忘れたりはしないようにしたいと思います(既に別件でやらかしている)。
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では!!!