こんばんは、めめです!!!
あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
私は本日から仕事始めです。そしてたった一日で疲労感MAXです。多分、正月太りして体が重いのもあると思います。今年もゆるゆると仕事をこなしていきたいなと思います。私生活も時間に縛られすぎないようにしたいです。ただ時間を気にしないと永遠とゴロゴロしちゃうので時間との上手く折り合いをつけれるといいなと思います。せかせかしない!!!
さて、毎週恒例の読書記録です!(今回は一日遅れ)
年末年始休暇だったので結構読むことで出来たと思います。隙間時間を見つけては本を開いていたような気がします。ではいってみましょう!!
1.そしてミランダを殺す 著者:ピータースワンソン
これは本当に面白かった!驚いたり感心したり。昨年読んだ本で一番面白いと感じた「ザリガニの鳴くところ」に通ずる面白さがありました。ミステリーなので詳細を書くことは憚れますが、どちらも最後の一行に刺されます。以前までは巧妙なトリックにひかれることが多かったのですが、海外ミステリーを読むようになってからは最後の落とし穴に自らハマりにいく喜びを知った気がします。
2.オーブランの少女 著者:深緑野分
短編小説集です。著者は日本人ですが日本小説と海外小説の両方を1冊で楽しめる内容になっいました。ミステリーというよりも色んな状況の「異常」が面白かったです。
3.十の輪をくぐる 著者:辻堂ゆめ
辻堂ゆめさんの小説に惹かれて3冊目!中々クセのある主人公とその家族、そして主人公の母親のお話。そういう流れになるのかと驚きもありつつ、家族の絆が心にしみる一冊です。自分が家庭を持ってから「家族」の難しさをひしひしと感じます。家族だから言いにくいこと、家族だから信じてあげなくてはいけないこと。でも家族という切っても切れない関係。
主人公が苦戦しながらも家族や自分について見つめ直すお話です。そしてやはり辻堂さんの小説は精神疾患を詳しく知れるし、偏見を持つことなく読み進めていけるのでオススメです。
4.シャドウ 著者:道尾秀介
こちらも精神疾患を含んだミステリー小説です。全貌が明らかになるとこういうことかと感心してしまいました。2人の視点から描かれていますが、2人ともの視点があり、どちらが間違っているということはなく、それぞれ見える視点が違うのはいいなと思いました。結構どっしりした小説でしたが、展開がすっきりしているのでスルスル読むことが出来ました。
5.BUTTER 著者:柚木麻子
死刑囚 木嶋佳苗を元に描かれているこの小説は非常に興味深かったです。表現するのは難しいのですが、木嶋佳苗をモデルにしている登場人物が女性について「男の人を支えるための存在」と理解し、それを全うするパワーは現代では受け入れられないけど、確かに間違いでもない。そこが凄く難しかったです。自分に置き換えてみると私は仕事もやっているし、自分が一番じゃないと気が済まないというか負けず嫌いというか・・・そういうところがあるので、本当は「妻」としてわきまえなきゃいけないのかなという、どこか見て見ぬふりをしている部分をつつかれた感じがしました。
6.東京近江寮食堂 青森編 著者:渡辺淳子
先週もこのシリーズを読みましたが、話の内容もすっきりしますし、出てくる郷土料理も美味しそうで、つい検索してしまいます。いきつけのお店があるのっていいなって思うけど、こじらせ人見知りには難しいので今年はこの小説の主人公みたいに美味しい料理をたくさん作りたいと思います!そして各都道府県の郷土料理にも挑戦してみたい。
とりあえず自分の地元からかなと思って調べたら「オランダ煮」って郷土料理だったことを知った・・・。オランダなのに・・・。
以上です。
どの小説も読み始めると続きが気になるものばかりでした。今年も読書して知らない世界を知るぞ~。
では!!!!